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祇園祭の鉾建てで最も盛り上がる場面とは?

写真散歩

祇園祭の鉾建てで最も盛り上がる場面とは?

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暑いよねぇ。暑すぎるよね。
こんな暑いのに閉め切った部屋で暴れている人がいるよ。
息子です。息子たちと言いましょう。
暴れてるっていうと怒られるかな。
卓球してるんですよ。部活のね。

家に帰ってくるなり
「ムリ」
って一言いうけれど
「そらそうでしょ」としか返せないよ。

卓球ってボールが軽い。ピン球。
風に影響されるから、エアコンとか扇風機とかダメなのだ。
白くて小さいから、窓から光が入ってもダメ。
すぐ視界から消えて無くなってしまう。

そんなわけで、締め切った部屋で汗をダラダラと流しながら練習に励む。
こんなに科学技術が発展した日本なんだから、なにか打つ手は無いのか?

床板の下に氷を貼る?
これは電気代が馬鹿にならないな。
天井の上からドライアイスをぶら下げる?
ぶら下げる作業で1日費やしてしまう。
労力の割に、涼しそうでもない。
そもそも全く科学技術的ではないじゃないか。

暑い中、頑張っているのは卓球少年少女だけではない。
7月に入り京都では祇園祭が始まった。
ご存じない方がおられるかもしれないので書いておくが、祇園祭というのは7月17日の朝に行われる山鉾巡行だけを指すのでは無い。
7月1日から31日まで、いろんな行事が執り行われている。

あの大きな山や鉾。
あの形のままで保存しているわけではない。
毎回、解体して組み立ててを繰り返している。
どれくらい小さく解体されるのかというと、原型を留めないほど小さく解体して保存する。

そして連日35度近くの暑いこの時期に組み立てられる。
山建て、鉾建てという。
それはそれはもう大変な作業だ。
夕立だって襲ってくることもある。
近頃の夕立ときたら、容赦が無い。

まず、「縄がらみ」という土台を組み立てる作業で始まる。
太くて重い木を釘を使わずに縄だけで組み上げる。
巡行中に崩れてしまったりすると命を落とす危険がある。
鉾の車輪1つでだけでも約1トンという重量。
総重量がどれ程かは想像できるだろう。
縄をかける方向や順番を間違うことなんて許されない。
もちろん作業も命がけ。

太くて重い木を組み、そこに鉾の法被を着た強そうな男たちが数人登り縄で縛り上げる。緩みが無いように時々小槌でたたく。

コンコンコン コンコンコン

乾いたような曇ったような、なんとも心地の良い音が響く。

場所は、京都の大通り。四条。
車の往来も激しい。
まわりの騒音は大きいけれど小槌の音は良く聞こえた。

作業は、開始から完成まで2〜3日を要する。
鉾建て作業の中でも最も盛り上がる場面が「真木立て」。
鉾の中心を貫く「真木」を立てる工程。
「まき」ではなく「しんぎ」と読むらしい。

長さ20メートルを超える太い木の棒をどうやって上から突き刺すのだろう?
想像できないかもしれない。
クレーン車で吊して上から降ろすのでは無い。
ご存じの通り長い歴史のある祇園祭。
その昔、クレーン車なんてあるはずが無いのだ。

どうやるのか?

組み上がった鉾の土台をいったん横に倒して、横から突き刺す。
その後に、土台を引っ張って立てるのだ。
真木を付けた鉾が無事に立ち上がったところで、周囲から大きな歓声が上がる。
鉾建てで1番盛り上がる場面だろう。

現在は、小さな機械を使って引っ張っているが、その昔は人力で立てていたのだ。何人くらいで引っ張ったのだろう。その当時の様子を覗いてみたい。

と知っているかのように書いたが真木立てを観たことはまだない。
今年も見逃してしまった。
「来年こそは見たい」
そう言い続けてもう10年である。

だって35度とか、暑いじゃん。
「ムリ」

 山建て&鉾建ての日程:祇園祭 2017年 京都のホテル予約ガイド
 祇園祭・前祭の鉾建て始まる 京都の街につち音響く : 京都新聞
 祇園祭2017 日程表 | 京都観光情報 KYOTOdesign
 祇園祭2017 山鉾(山鉾巡行)ガイド | 京都観光情報 KYOTOdesign

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