スマホと画像認識技術が店舗の商品とWeb上の商品写真を結びつける。
モノを売る商売をしているならば避けて通ることができなくなる「スマホ+画像認識」の組み合わせ。
これまでの検索スタイルは、パソコンの前や電車の中などモノから離れた場所でのキーワード検索。
これからの検索スタイルは、モノを目の前にした画像検索。
もちろん前者の検索スタイルが無くなるわけではない。
一般によく使われている画像認識サービスといえば、Googleの類似画像検索だろう。
Googleの類似画像検索を知らないという人もいるかもしれない。画像認識サービスと気付かないで使っているかもしれない。
試しに使ってみてください。
Googleの画像認識サービス
Googleの検索タブを[画像]にすると検索ボタンの左にカメラマークの[画像で検索]ボタンが出てきます。
クリックすると[画像のURLを貼り付け]もしくわ[画像のアップロード]で画像を検索ができます。
検索結果の下の方に[類似の画像]として検索した画像に似た写真を検索して並べてくれます。
画像認識サービスによるプロモーション
スマートフォン(スマホ)の普及による後押しもあり、画像認識技術を商品販売広告などに活用するためのさまざまなサービスが開発されはじめています。
NEC|画像認識サービス GAZIRU(ガジル)
画像認識サービス GAZIRU(ガジル)~世界最高レベルの認識精度を実現~: ソリューション・サービス | NEC
NEC、スマートフォンを使った画像認識サービス「GAZIRU(ガジル)」を出展 | CEATEC JAPAN 2012 | 公式サイト
スマホで見れば情報が分かる──NEC、画像認識サービス「GAZIRU」 - ITmedia ニュース
画像認識クラウドサービス「スピードウェブ」
ARアプリが作成できる「スピードウェブ」
Pinterestが画像検出・認識技術の新興企業・VisualGraphを買収した。
ASCII.jp:米Pinterest、画像検出・認識技術の新興企業・VisualGraphを買収
Pinterestに画像認識技術が付加されるとどうなるのか。
スマートフォンでPinterestのお気に入り写真を発見する。
これは[pink]というキーワードで発見された写真。
したがって、ユーザーは検索する段階でこのアイテムを探していたわけではない。
しかし、この写真に出会うことでこの商品が気になりはじめたところである。
このアイテムが、ル・クルーゼのホーロー鍋ということを知らないユーザーである可能性も見逃せない。
ちょっと、気になった。
という程度かもしれないが、この写真の下をスクロールすると[関連するピン]が表示される。
これが現在のキーワード検索技術による[関連するPin」
[pink]というキーワードで検索されているのでコメントに[pink]の文字が入っている写真が並べられるだけである。
画像認識技術が使われると並べられる写真がどう変わるか。
ユーザーが求めている写真との出会いがよりうまくいくのではないでしょうか。
その後、このユーザーは
のサイトへたどり着き、ル・クルーゼの鍋でおいしい料理を作っているのかもしれない。
ル・クルーゼはPinterestの公式アカウントを運営してます。
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