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RAW現像で遊ぶ

RAW現像|かすみの除去ツールは、霞んだ写真をクッキリさせる便利な機能。

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あれ?目で見ていたときには、もう少しクッキリしていたはずなのに...
今回は、霞んだ写真をクッキリさせる便利な機能「かすみの除去」ツールのお話です。

デジタル写真教室 講師の畑本です。寒い日が増えてきて紅葉もそろそろなのかなと思うのですが、実際には、まだちらほらと赤くなっている程度ですね。

秋って、もう少し過ごしやすいイメージがあるのですが、暑かったり寒かったり、ちょうどよい気候という日が少ない気がします。あなたは、いかがですか?風邪引いたりしていませんか?体の方が気候についていけない今日この頃です。

Adobe Lightroom CC「かすみの除去」ツール

今回は、Adobe Lightroom Classic CC の写真編集ツール「かすみの除去」についてお話してみたいと思います。この機能は2016年のアップグレードで搭載された機能ですがとても強力なツールなので活用してみてください。

先日、Adobe Lightroom CC がクラウド版とデスクトップ版の2つに分かれて少しややこしくなりました。新しいクラウド版が Adobe Lightroom CC の名前を引き継いで、旧来のデスクトップ版の名称が Adobe Lightroom Classic CC と変わりました。

パソコンではクラウド版の CC と デスクトップ版の Classic CC のどちらも利用することができます。そして、今回お話しする「かすみの除去」は、そのどちらの Lightroom でも使える機能です。

ふと前を見ると...お墓参りで霧に包まれて。』でも書いたとおり、お墓参りで霧に包まれてきました。その日は、いつもの Fujifilm X-E2 ではなく、Sony RX100M2 を持っていました。雨の中、慌てて設定を間違えつつ数枚撮ってきました。その中の1枚。

霧の中の紅葉

霧の中なので当然霞んでます。F5.6 1/80 ISO800 露出補正 +2/3 で撮影しました。かなりモヤーッと霞んでしまっています。この写真を使って「かすみの除去」で遊んでみたいと思います。

カメラは「真実を写す」と言われることがあるようですが、本当にそうなのでしょうか?少なくとも上の写真は肉眼で見た世界とは異なります。そもそも「真実」ってなんでしょうか。それは撮影者の心を通さない限り顕れないものだと思うわけです。

その、撮影者の心を通す作業が現像(及びプリント)と呼ばれるプロセスです。デジタルカメラの時代の現像はパソコンで行うRAW現像が主流になっています。

RAW現像を行うツールは、各カメラメーカーが推奨する現像ソフトもありますが、Adobe Lightroom というRAW現像ソフトを利用しているユーザーも増えているかもしれません。

富士フイルムXシリーズのカメラも対応するようになり、わたしも Adobe Lightroom CC (現 Adobe Lightroom Classic CC)を使うようになりました。

Adobe Lightroom CC の良いところは、写真データの管理と現像が一貫してできるというところです。写真データの管理に困っている人にもオススメのソフトです。

Adobe Lightroom Classic CC は、初心者には難しいツールが並んでいましたが、新しくなったクラウド版 Adobe Lightroom CC が登場し、初心者の方でも直感的にRAW現像が可能になったと感じています。

わたしの場合は、トーンカーブというツールをメインに使っているので、今後も デスクトップ版 Classic CC をメインに使っていくことになりますが、初心者の方は、クラウド版 CC も充分に使えるソフトだと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、「かすみの除去」の話に戻ります。

霧の中の紅葉

実際に、肉眼で見たときには、もう少しはっきりクッキリとしていました。ここまで白んだ世界ではありませんでした。普段使ってる 富士フイルム X-E2 であれば、カメラの設定を調整して肉眼に近づけて撮ることができます。

具体的には、ダイナミックレンジ、ハイライトトーン、シャドウトーン、カラー、シャープネスなどを調節して撮影します。この話は、別の機会に書きます。

今回のカメラは Sony の RX100M2 でした。普段持ち歩いてはいますが、このカメラに撮影意図を伝える事は、あまり慣れていません。つまり、まだこのカメラ(RX100M2)とのコミュニケーションがうまくいってないということです。

写真上達のためには自分のカメラとうまくコミュニケーションを取ることができるようになることが大切です。解るところから少しづつでも良いので取扱説明書を読むことをオススメします。今後、カメラの取扱説明書の読み方についても「自分のカメラをよく知ろう」のカテゴリーで記事を書いていきます。

ということで、この写真に「かすみの除去」ツールだけのRAW現像処理をしたのが次の写真です。

かすみう除去+70後

違いがわかりますでしょうか。他にも調整が必要ですが「かすみの除去」だけで肉眼に近づけることができます。並べて比較してみましょう。

左がオリジナルで右が かすみ除去後です

この写真は「かすみの除去」をプラス側に70増やしたわけですが、もっとクッキリしたい場合はプラス100まであげることができます。

かすみう除去+100後

木々の緑や紅葉のオレンジがはっきりしてきました。ただ、わたしが見た印象はここまではっきりしたモノではなかったのでプラス50程度にして他のツールで調節していくのが良いかなと思います。

かすみの除去ツールの使い方

Lightoom Classic CC

かすみの除去の使い方は簡単です。現像モジュールに切り替えて[効果]ツールの一番下に「かすみの除去」の設定箇所があります。

かすみの除去

Lightroom CC

編集ツールの[効果]の二つ目に「かすみの除去」の設定箇所があります。

かすみの除去

先生
今回は、『あれ?目で見ていたときには、もう少しクッキリしていたはずなのに...』という霞んだ写真をクッキリさせる便利な機能「かすみの除去」ツールのお話でした。
現像完成版はこちらです  ふと前を見ると...お墓参りで霧に包まれて。

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